2014年、春。
鴨川の桜も満開になった4月。
0歳児から2歳児までの乳児園に通っている息子は、1番おおきい2歳児達が集まる「うさぎ組」に進級。
3月までお世話になった1歳児クラス「あひる組」のみんなは、一部1歳児と2歳児の混合クラス「はと組」に別れてしまって、なぜか私がちょっぴりさみしい。
4人いたあひる組の時の担任の先生も、2人ははと組の担任、1人はまたあひる組の担任、そして息子が大好きだった男性のヒロ先生はまさかの退職!
さらにはまたまた大好きだった園長先生まで退職されることになり、慣れた環境と変わることに感傷的になってしまったのは言うまでもなく息子より私。笑
31日に「そうちゃん、明日からヒロ先生も園長先生もいないよ?大丈夫?」と、半ば自分に言い聞かせながら問いかけたところ、けろっとした顔で深く頷く息子。
どの先生がなだめても泣き止まなかったのに、ヒロ先生がだっこした途端笑顔になるんですよー、なんて言われてたのに!
こどもって、、、
薄情なのか、わかってないのか、意外と強いのか。
最終日の31日はあひる組の先生から思いがけないプレゼントをいただいて。
1年間の思い出がぎゅうううっと詰まった手作りの冊子。
ページをめくると、入園した4月と、1年後の3月に撮った写真が貼ってあって。
成長したのはわかるけど、どっちも締まりがない表情でヘラヘラしてるから、母はずっこけましたわよ。
両方の写真をめくると、かわいらしい手型と足型のスタンプ。
おぉっ、数字で見るとたいして成長してないじゃないか!笑
お友達と撮った季節ごとの写真や、描いた絵などの作品も綴じてあったり。
ほかには月ごとに日々の生活の様子が手書きでびっしり書かれてあって、1年を通じて大きく成長したことが伝わってきて、、
「あかんー!!涙出てきたー!!」
と保育室でボロボロ泣いてしまった。
息子の成長も嬉しいけど、先生方のお気持ちがとてもあたたかくて、嬉しくて。
先生方は、いいえー、よかったですーと微笑んでくださってました。
あと1年お世話になるのに、、涙もろくてすみません。笑
そんなこんなでセンチメンタルな母をよそに、息子は新しい生活を楽しんでるようで何より。
あと1年、たくさん遊んで大きく成長してね。