やさしいきもち。

登園前におかあさんといっしょを見ていた息子さん。

お兄さんお姉さんが静岡の病院に入院しているこどもさんたちの前で歌うのを見ていたので、この子たちはみんな病院で毎日ねんねしてるんだよ、と私が言うと、おかあさんもいっしょにねんねしてはるん？と聞く息子さん。そやねぇ、一緒にねんねしてる子もいれば、お父さんお母さんと離れて1人でねんねして、病気やっつけるために頑張ってる子もいるんだよ（実際はどうかわかりませんが）、と答えてふと息子さんの顔を見ると、口をへの字にして目から涙をポロポロポロポロ…涙をぬぐってはこらえ、また涙を流す息子さんに母びっくり。

日頃人をたたいたり、上に乗ってきたり、首絞めたり、高いところから飛びついてきたり…やられる人がどう思おうがおかまいなしなので、ちゃんとそういう感受性があるって思わなくって。

おうちかえれはるの？とまだ涙目で聞く息子さんに、そうやね、元気になったらおうち帰れはるよ、そうちゃんは元気やから毎日お母さんとりゅうちゃん（弟くん）とおうちでご飯食べたりできるんやで。と、健康のありがたみを伝えるつもりが、息子さんから「ちゃう（違う）！！」とツッコミ。

涙をぐいっとぬぐって何を言うかと思ったら「りゅうちゃんはまだおっぱいだけや！」と、訂正入りました。いやまぁそうなんだけどね、そうじゃないんだよね。

でもちゃんと心が育ってるんだなぁと、嬉しく思ったり、なんだかかわいそうなことしちゃったかなとか反省してみたり。母はちょっぴり複雑でしたよ。

＊＊＊ おまけ ＊＊＊

ごはんと〜、みかん〜！

ののさま、はいどうぞ〜！

ののさまとは、仏様のことだそう。

なるほど、お供え、、