あしたてんきになぁれ。

息子と私のいろんな日々。

小さな焼き菓子店。


半年以上前にオープンした、こじんまりした焼き菓子のお店。ケーキ屋さんではなく、焼き菓子店。

マフィンやパウンドケーキ、クッキーなど、小麦粉と卵とバターとお砂糖の甘い香りを放つ一見普通の民家は、日が暮れると店内からあたたかい光がもれて、ついつい吸い込まれてしまいそうになる。

そんな気になるお店になかなか行けなかった私。なぜならここのお店は金曜日しかあいてない上に、その金曜日すらあいてない日もあったり、息子さんをお迎えに行って帰りに寄ろう、なんて思っていたら帰りには閉店していたり。

そして昨日、かごいっぱいに自分の荷物と保育園のお着替えを乗せ、後部座席の息子さんにはお布団を持ってもらって自転車こいでた帰り道。

いつもは片付けられてる看板には「レモンカードマフィン焼けてます」の文字。
店内を見るとお客さんらしき人がカウンターにいて、もしかしてこれは営業中?中を覗き込んでる私に後部座席からの「ここ行くー」の声に後押しされて、大荷物をほったらかして店内へ。
息子さんも甘い香りにつられたか…

小さな店内の、小さなカウンターの上に、クッキーやフルーツのパウンドケーキ、そしてさっき焼き上がっておいしいよーと言わんばかりのレモンカードマフィンがずらり。

大人用にマフィンをふたつと、息子さん用にココナッツのクッキーをひとつお買い上げ。
帰ったら食べようねー、と胸を踊らせながら息子さんとクッキーの話に花を咲かせて帰る頃にはすっかり空は真っ暗。

ご飯の前なので、帰ってから息子さんとクッキーを半分こして食べて、マフィンは今日の朝食に。


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レモンカードって、レモンと卵とバターと砂糖で作る、甘酸っぱくて爽やかな味のクリームのことだそうで、ずっしりボリュームのあるマフィンもあっさりいただきました。もうひとつ買っておけばよかった…

また次はいつ寄れるかわからないけれど、それもまた楽しみのひとつかな。