まんじゅうこわい
まんじゅうこわい、は、古典落語の演目のひとつ。
まんじゅうが怖いという男に、あいつは気に入らないからまんじゅうをいっぱい買ってまんじゅう攻めにしてやろうと企む男たち。
そして買い込んだまんじゅうをたくさん差し入れてしめしめ、、、と思いきや、怖いまんじゅうは食べてなくしてしまわなければー!とむしゃむしゃ食べられて、一杯食わされたことに気付くというお話。
うちの息子はどこで知ったかこの「まんじゅうこわい」というフレーズをそのまま理解して、まんじゅうっていう怖いものがこの世に存在すると思っている様子。
めきめきパワーアップしているイヤイヤ虫に、鬼もオバケもイマイチ効果がないっていうとき、耳元で「まんじゅう来るよ」とささやくと、恐れおののいてお利口さんになるという優れもの。
子どもの恐怖心をあおって言うこと聞かせるのはあまり褒められた手段じゃないけれど、手段を選んでいられないときもあるのです。まんじゅうがとても美味しいものだと知る日はいつになることか、お楽しみに。
*** おまけ ***
まんじゅう来るよー!に、恐れおののいて逃げ出す人。
注意不足で愛車につまづいて転倒の図。
でもなぜか喜んでる。